獣医師の1日の流れ
8:45〜
出社
今日の予約の確認
本日の診療スケジュールを確認し、予約患者のリストをチェックします。患者ごとの診療内容や特別な注意点を確認し、診察の流れをスムーズに進めるための準備を行います。予約の再確認は、患者様の待ち時間を減らし、円滑な診療を実現するために重要です。
入院患者の投薬
入院中の動物たちへの投薬は、病状の安定と回復を促すための重要なケアの一環です。各患者の投薬スケジュールに従い、適切な薬剤を正確な量で投与します。また、投薬後の反応や症状の変化を観察し、必要に応じて獣医師に報告します。細心の注意を払って行うことで、患者の回復をサポートします。
診察準備
診察前の準備は、診療の質を高めるために欠かせません。診察室の清掃・消毒、必要な医療器具や薬剤の準備、カルテや患者情報の確認を行います。また、緊急対応が必要な場合に備え、迅速に対応できるよう準備を整えます。これにより、患者様と飼い主様に安心して診察を受けていただける環境を提供します。
9:00〜
午前の診療開始
診察
動物たちの健康状態を評価するために、獣医師が行う診察は非常に重要です。診察では、問診を通じて飼い主から詳しい情報を収集し、視診、触診、聴診などの基本的な検査を実施します。症状や病状に応じて、必要に応じた専門的な診察も行います。診察結果に基づいて、治療方針や追加検査の必要性を判断します。
各種検査
動物の健康状態を詳しく把握するために、さまざまな検査を行います。血液検査、尿検査、画像診断(X線、超音波など)、内視鏡検査などが含まれます。これらの検査結果を基に、病気の診断や治療方針の決定を行います。検査は正確かつ迅速に行われ、結果は獣医師により詳しく解説されます。
カルテ記入
診療のすべての過程を記録するために、カルテの記入は欠かせません。診察内容、検査結果、投薬情報、治療計画などを正確に記録します。カルテは患者の医療情報を一元管理し、今後の診療や緊急時の対応に役立てるために重要です。適切なカルテ記入により、動物の健康管理が一貫して行われます。
12:00〜
午前の診察時間終了
- 預かった患者やトリミングで来院した犬の検査や治療、手術など
- 落ち着いたら昼食休憩
- 獣医系雑誌や教科書などで勉強、午後の準備など