出産後も動物業界に携わり
キャリアを積み重ねたい人を全面的にサポートしたい!
副院長:石村 真弓
共立女子高等学校 卒業
東京農工大学農学部獣医学科 内科学研究室 出身
横浜市内 加藤どうぶつ病院で8年勤務
2021年アジアスキンケア検定修了
2021年〜日本獣医中医薬学院入学
鍼灸・漢方などの東洋医学も勉強中
2023年~jasmine動物医療センター腫瘍科研修医
所属
日本獣医がん学会
興味がある分野:腫瘍科、皮膚科
趣味:インスタグラムでかわいい犬や猫を発掘すること、読書
– 開業の経緯を教えてください。
正直なところ、自分一人だったら開業しようとは思わなかったです。
院長が開業したいという意向があったので、私も共同経営者として一緒に開業した次第です。
犬猫が大好きで、治してあげたい・寄り添いたいという気持ちには溢れていたのですが、初めは院長のようにこの業界を変えたい!動物だけでなくスタッフも笑顔にしたい!といったマクロな視点はありませんでした。
実際開業してからは、勤務医時代と違って獣医療以外の雑務の多さに愕然!!
ホームページのお知らせを更新したりブログを書いたり、スタッフ面談、キャンペーンを開催するため に企画を練ったり、展示物を作成したり…etc。正直なところ、最初はこんなことをするために獣医になったんじゃなーい!もっと犬猫と触れ合いたいんだー!って思う時期もありました笑。
が、経営者としてスタッフ面談などを進め、スタッフの労働環境を良くするため色々奔走した結果、スタッフが働きやすくなって笑顔が増えると、結果的に飼い主さんや犬猫にも良い方向に繋がるということに気づき始めました。
忙しさにかまけ、スタッフ面談は疎かになりがちですが、面談を行う度にはっとした気づきがあったり、こんな考えで働いてくれているんだなとスタッフの良い一面が見れたりと良いことががたくさんあるのでこれからもこまめに継続していきたいなと考えています。みんな可愛い娘みたいなスタッフたちですね。
毎日良いところを見つけて褒めるように心がけています。
– 日々の業務やその中でのやりがいを教えてください。
もちろん、病気の子が良くなって、ありがとうございました!と元気な姿で帰っていく時は良かったなとやりがいを感じる瞬間ですよね。あとは、治ることが難しく残念ながら亡くなってしまった場合でも、先生のおかげでこの子はいい最期を迎えられました、と言われた時も嬉しく思います。
犬猫も高齢化社会を迎え、がんに罹患する動物も徐々に増えてきたように感じます。がんは種類にもよりますが、根治を目指すことが難しいことも多いです。
そんな中でも、犬猫の治療の幅を広げたい、できる提案・可能性を増やしたいと思い、2021年から犬猫の鍼灸の学校に通い始め、2023年〜 Jasmine医療センター腫瘍科の研修医になりました。まだまだ学ぶことがたくさんあり、日々たくさんのことを吸収できるのが楽しくて仕方がありません。
若くはない年齢ではありますが、何かを始めるのに遅すぎることはない!と思っています。
学んだことを、うちの患者さんやスタッフに還元できる時も嬉しいと思う瞬間です。
– 仕事を通じて成長できたことはありますか?
日々成長ですね!私はいろんな立場の人間で、シリウスでは副院長、研修先では研修医、鍼灸学校では生徒、家庭ではお母さんです。
勤務医時代は、犬猫の病気に対してしかあまり関心がなかったけれど、シリウスを開業してからいろんな立場から物事を捉えられるようになった気がします。
多種多様なコミュニティ先で学ぶことは多く、日々発見・日々勉強。いろんな人との出会いは財産で、私の糧になっています。
– 職場の雰囲気やチームワークはどうですか?
私は2人の子供がいます。1人目の子供が1歳の時にシリウスを開業しました。
世のお母さんは大体そう感じていると思うのですが、、なんで子供はすぐに熱を出すんでしょうね…。 さてバリバリ働くぞ!と思っていても、保育園から「〇〇くん、お熱が出ちゃいました。お迎えお願いします」コール。
熱出して辛くないかな?小児科午後何時からだっけ?感染性のものかしら?何日続くかな、明日も休まなきゃかしら、周りへ迷惑かけて申し訳ない、という感情がだーっと一気に駆け巡ります。
子供の体調不良のために早退し、最後まで責任を持って診療に携われないこともしばしばでした。
周りはとても優しく協力的でしたが、「迷惑かけてるな」という気持ちは常に抱えていました。やはり医療現場ですし、獣医は半端な気持ちではできない仕事だと思っています。
今までずっとプロ意識を持って犬猫や飼い主さんとガッツリ向き合ってきたので、やる気ばっかり空回りして中途半端になっ ているんじゃないかとモヤモヤした時期もありました。
今は…、だいぶ割り切って考えられるようになりました!早退や欠勤は、子供が小さいうちはどうしても生じ得ます。
そんな時は周りへの協力の感謝と共有をしっかり行うことを心がけています。そして出勤時は、全力で仕事に向き合います。
あとは院長が率先して、休んでも問題ないような病院の雰囲気作りをしてくれているというのも大きいです。
妊娠・子育てに限らず、病気や介護など思い通り働けない期間が、誰にでも起こりうるかもしれません。「お互い様」という雰囲気作りが大事だなと思っています。
もちろん、そこでは頑張ってカバーしてくれているスタッフにも、何かしらのフォローが必要だと思って います。
シリウスでは、出産後も動物業界に携わりキャリアを積み重ねたい人を全面的にサポートしたいと思っています。
自身の経験から、産休育休の取得はもちろんのこと、時短勤務やパートへの切り替え など柔軟に調整してあげたいと思い試行錯誤中です!
– 応募者へメッセージ
シリウスは、院長がやりたいことをスタッフが実践する組織ではなく、スタッフの意見を積極的に取り入れ、それおもしろそう!いってみよう!やってみよう!精神で、どんどん進化させていくスタイルです。
そのためスタッフ同志のコミュニケーションを重視しており、お互いを尊重できる人、思いやりがもてる人、提案ができる人が活躍できる環境だと思っています。
そんな方、ぜひ私たちと一緒に働きませんか?